ニューカレドニアの本島(グランドテール)から、
プロペラ機で南東に30分ほど先にある離島ウベア。
国内線の空港から搭乗するのだけれど、
雰囲気がすっごくローカル。
カラフルなミッションローブを着た現地の人もちらほら。
観光客はそんなには多くない。
手続きもすごくあっさり、席も自由席なので
外の風景が撮影できる窓際へ。
プロペラの爆音にも慣れてくると、
ウベアの島影が見えてきた!
細長い島なんだけれど、この高さだと一望はできない。
そして、ウベアの空港に到着。
これは、飛行機サイどから見た空港の建物。
小さくてカワイイ。
さて、ウベアが天国にいちばん近い島と言われている
由来は、1966年に出版された森村桂の小説。
その小説は、1984年に、原田知世主戦で映画化もされており
当然ながら、そのロケ地としても登場していた。
それが、この教会。
ニューカレドニアは、フランス領なので、
現地で話されているのは基本フランス語。
中には英語もしゃべれる人はいるが、
島ですれ違う時には「ボンジュー」と声をかけあう。
ちょうど小説を旅中に読んだのだけれど
当時の面影がそのまま残っているように感じられた。
というのも、ニューカレドニアには
訪問者倫理憲章(ロワイヨテ諸島観光局が出版)というのがあって、
乱開発によって島の自然や、風習、暮らしが破壊されるのを
防ごうとしているようだ。
(現地にブックレットはあったのにネットだと無いみたい…)
エアカランの機内で見れる観光プロモーションビデオにも
「しきたり」というキーワードがよく出てくる。
それは、自然や島民に対するリスペクトをもって
接せよということを意味しているのだと思った。
実際に、ウベアでは島民の許可が得られないと
入れない場所もあるとのこと。
さて、天候にも恵まれて、ホテルのツアーで島内観光へ。
フランスから宣教師が渡って来た時代の教会が残っている。
不思議な色をしている青の洞穴。
深さは70m以上だとか。海ともつながっているらしく、
魚がちらほらと見える。
私有地にあるので、ガイドさんがお金を払ってくれているとのこと。
レキンの絶壁。
元々はサンゴ礁が盛り上がって出来たらしい。
ここの海も神聖な場所として立ち入り禁止のところ
声を出すとやまびこが返ってくる不思議な場所。
島に幾つか存在する工場。
ここでは、ニューカレドニアの特産物である
ユーカリ系の葉っぱ、ニヤウリを使った石鹸を作っている。
島への還元を考え、いくつかの石鹸を購入。
ホテルで借りたチャリにのって、20km以上もある
長いビーチを一望できる場所へ。
島のメイン通りなのだが、車が通るのはたまに。
その車もすれ違い様に、アイサツをしてきてくれる。
なんとも暖かい。
そして、ビーチに到着。
誰もいない、足跡もない。
どこまでも続く、白い砂浜、そして蒼い海。
思わず、息を呑む。
映像も撮影したので是非見て欲しい。
(何かの環境映像っぽいけど…笑)
陽射しが強く、油断するとすぐに焼けそうだが…
すごく贅沢な時間が流れる。
ホテルの近くには、橋がかかっていて、そこもキレイ。
水の透明度も半端ない。
砂浜をよくみてみると、無数の珊瑚と貝殻が。
さて、お腹が空いたので
現地のレストラン、スナック・ファシに行ってみる。
ヤシの葉っぱで装飾された外装だ。
日替わりのシェフが料理をしてくれて
地元の人も集うお店。
ニューカレドニアは物価が高いが、
(1PFパシフィックフラン=0.95円)
ここの価格は良心的。(800円くらいだったかな)
ランチセットとビールで、お腹を満たす。
(ビールは1缶450円。スーパーだと100円ちょいくらい)
ちょっとお金を出せば、ヤシガニ(要予約)も食べられる。
(写真は天使のエビ)
朝、早起きをして日の出を観に行く。
空もクリアで、静かな水面に映える。
日が昇り、オレンジ色の朝焼けに。
ちょうど、谷間のポイントで海から昇るところが
あったので、そこで撮影。
光の道がキラキラとしている。
夕焼けもキレイ。
ちょうど島とかぶっちゃうんだけれども
こちらは動画もあるので、お楽しみくだされ。
最後に、ホテルの紹介をば。
民宿をのぞけば唯一と言っていいホテル。
ホテル パラディ ド ウベア (HOTEL PARADIS D'OUVEA)
http://www.newcaledonia.jp/stay/ouvea/paradis-douvea.html
欧米のバケーションのお客さんや
日本のハネムーナーが多い。
日本語の出来るスタッフも一人いるので心強い。
(ただし、その人は金〜日お休み)
ホテルで、島内観光を手配したり、チャリを借りたり
シュノーケリング用のゴーグルとフィンは借りれるのだけれど、
それ以外のツアーは取り扱ってないので、
無人島ツアーなどに行きたい場合は、事前にツアー会社に
手配しておくとよいだろう。
ホテルは、コテージタイプ。
水上ではないけれど、ビーチに面していて
夜は波の音を聴きながら、眠ることが出来る。
コテージのまわりは、南洋植物が植生されていて
蝶々もたくさん舞っている。
ロビーから各コテージへとつながる道。
見上げるとヤシの木が風に揺れる。
コテージのすぐそこはビーチ!
波の音や、鳥のさえずりを聴きながらまどろむ。
まさに贅沢な時間。
ビーチには、何故か犬が放し飼い?
ハネムーナーの貝殻の落書きにたたずむ。
朝食はフルーツたくさんのビュッフェ形式。
ジューサーもあるので、自分でつくる搾りたての
オレンジジュースも格別!
贅沢なことと言えば、昼からビール。
キレイな海を眺めながらのビールは格別。
ビールの広告のような写真。
ホテルのラウンジは常にオープンスペース。
海が映える。
夕方も近づいてくると
空がキレイな色に染まり、海に反射する。
ただ、夕方になってくると気をつけないと
いけないのが「蚊」だ。
油断してるとすぐに指されるので、蚊よけは
マストアイテム。
暗くなってきたので、ディナーへ。
フランス領だけあって、ご飯もフレンチ。
美味しいが、それなりには掛かる。
(同じレベルを日本で食べようとするよりは安いかも)
写真はフィレステーキのフォアグラのせ。
お肉が柔らかくて、美味しかった。
ビーチから見たオープンラウンジ。
シャレオツですな〜
このままビーチを歩いて、
ホテルの光が届かないところへ行くと…。
満天の星空!!
ちょうど晴れた日の夜でもあったので
まるで宇宙空間のように星がたくさん見える。
時おり流れ星も。
日本でも、まわりが暗い山で星空をみたことは
あったけれども、ここまでのは初めてだった。
静かな波の音を聴きながら
星の世界へと、想いを馳せる。
ヌメア篇につづく。
プロペラ機で南東に30分ほど先にある離島ウベア。
国内線の空港から搭乗するのだけれど、
雰囲気がすっごくローカル。
カラフルなミッションローブを着た現地の人もちらほら。
観光客はそんなには多くない。
手続きもすごくあっさり、席も自由席なので
外の風景が撮影できる窓際へ。
プロペラの爆音にも慣れてくると、
ウベアの島影が見えてきた!
細長い島なんだけれど、この高さだと一望はできない。
そして、ウベアの空港に到着。
これは、飛行機サイどから見た空港の建物。
小さくてカワイイ。
さて、ウベアが天国にいちばん近い島と言われている
由来は、1966年に出版された森村桂の小説。
その小説は、1984年に、原田知世主戦で映画化もされており
当然ながら、そのロケ地としても登場していた。
それが、この教会。
ニューカレドニアは、フランス領なので、
現地で話されているのは基本フランス語。
中には英語もしゃべれる人はいるが、
島ですれ違う時には「ボンジュー」と声をかけあう。
ちょうど小説を旅中に読んだのだけれど
当時の面影がそのまま残っているように感じられた。
というのも、ニューカレドニアには
訪問者倫理憲章(ロワイヨテ諸島観光局が出版)というのがあって、
乱開発によって島の自然や、風習、暮らしが破壊されるのを
防ごうとしているようだ。
(現地にブックレットはあったのにネットだと無いみたい…)
エアカランの機内で見れる観光プロモーションビデオにも
「しきたり」というキーワードがよく出てくる。
それは、自然や島民に対するリスペクトをもって
接せよということを意味しているのだと思った。
実際に、ウベアでは島民の許可が得られないと
入れない場所もあるとのこと。
さて、天候にも恵まれて、ホテルのツアーで島内観光へ。
フランスから宣教師が渡って来た時代の教会が残っている。
不思議な色をしている青の洞穴。
深さは70m以上だとか。海ともつながっているらしく、
魚がちらほらと見える。
私有地にあるので、ガイドさんがお金を払ってくれているとのこと。
レキンの絶壁。
元々はサンゴ礁が盛り上がって出来たらしい。
ここの海も神聖な場所として立ち入り禁止のところ
声を出すとやまびこが返ってくる不思議な場所。
島に幾つか存在する工場。
ここでは、ニューカレドニアの特産物である
ユーカリ系の葉っぱ、ニヤウリを使った石鹸を作っている。
島への還元を考え、いくつかの石鹸を購入。
ホテルで借りたチャリにのって、20km以上もある
長いビーチを一望できる場所へ。
島のメイン通りなのだが、車が通るのはたまに。
その車もすれ違い様に、アイサツをしてきてくれる。
なんとも暖かい。
そして、ビーチに到着。
誰もいない、足跡もない。
どこまでも続く、白い砂浜、そして蒼い海。
思わず、息を呑む。
映像も撮影したので是非見て欲しい。
(何かの環境映像っぽいけど…笑)
陽射しが強く、油断するとすぐに焼けそうだが…
すごく贅沢な時間が流れる。
ホテルの近くには、橋がかかっていて、そこもキレイ。
水の透明度も半端ない。
砂浜をよくみてみると、無数の珊瑚と貝殻が。
さて、お腹が空いたので
現地のレストラン、スナック・ファシに行ってみる。
ヤシの葉っぱで装飾された外装だ。
日替わりのシェフが料理をしてくれて
地元の人も集うお店。
ニューカレドニアは物価が高いが、
(1PFパシフィックフラン=0.95円)
ここの価格は良心的。(800円くらいだったかな)
ランチセットとビールで、お腹を満たす。
(ビールは1缶450円。スーパーだと100円ちょいくらい)
ちょっとお金を出せば、ヤシガニ(要予約)も食べられる。
(写真は天使のエビ)
朝、早起きをして日の出を観に行く。
空もクリアで、静かな水面に映える。
日が昇り、オレンジ色の朝焼けに。
ちょうど、谷間のポイントで海から昇るところが
あったので、そこで撮影。
光の道がキラキラとしている。
夕焼けもキレイ。
ちょうど島とかぶっちゃうんだけれども
こちらは動画もあるので、お楽しみくだされ。
最後に、ホテルの紹介をば。
民宿をのぞけば唯一と言っていいホテル。
ホテル パラディ ド ウベア (HOTEL PARADIS D'OUVEA)
http://www.newcaledonia.jp/stay/ouvea/paradis-douvea.html
欧米のバケーションのお客さんや
日本のハネムーナーが多い。
日本語の出来るスタッフも一人いるので心強い。
(ただし、その人は金〜日お休み)
ホテルで、島内観光を手配したり、チャリを借りたり
シュノーケリング用のゴーグルとフィンは借りれるのだけれど、
それ以外のツアーは取り扱ってないので、
無人島ツアーなどに行きたい場合は、事前にツアー会社に
手配しておくとよいだろう。
ホテルは、コテージタイプ。
水上ではないけれど、ビーチに面していて
夜は波の音を聴きながら、眠ることが出来る。
コテージのまわりは、南洋植物が植生されていて
蝶々もたくさん舞っている。
ロビーから各コテージへとつながる道。
見上げるとヤシの木が風に揺れる。
コテージのすぐそこはビーチ!
波の音や、鳥のさえずりを聴きながらまどろむ。
まさに贅沢な時間。
ビーチには、何故か犬が放し飼い?
ハネムーナーの貝殻の落書きにたたずむ。
朝食はフルーツたくさんのビュッフェ形式。
ジューサーもあるので、自分でつくる搾りたての
オレンジジュースも格別!
贅沢なことと言えば、昼からビール。
キレイな海を眺めながらのビールは格別。
ビールの広告のような写真。
ホテルのラウンジは常にオープンスペース。
海が映える。
夕方も近づいてくると
空がキレイな色に染まり、海に反射する。
ただ、夕方になってくると気をつけないと
いけないのが「蚊」だ。
油断してるとすぐに指されるので、蚊よけは
マストアイテム。
暗くなってきたので、ディナーへ。
フランス領だけあって、ご飯もフレンチ。
美味しいが、それなりには掛かる。
(同じレベルを日本で食べようとするよりは安いかも)
写真はフィレステーキのフォアグラのせ。
お肉が柔らかくて、美味しかった。
ビーチから見たオープンラウンジ。
シャレオツですな〜
このままビーチを歩いて、
ホテルの光が届かないところへ行くと…。
満天の星空!!
ちょうど晴れた日の夜でもあったので
まるで宇宙空間のように星がたくさん見える。
時おり流れ星も。
日本でも、まわりが暗い山で星空をみたことは
あったけれども、ここまでのは初めてだった。
静かな波の音を聴きながら
星の世界へと、想いを馳せる。
ヌメア篇につづく。
Comment
コメントする